2019年3月1日金曜日

介護離職防止支援コース助成金の見直し(2019年4月より、予定)


 両立支援等助成金の介護離職防止支援コース助成金の見直し内容は下記の通りです。
  ①対象人数の拡大:2名⇒5名
  ②介護支援計画の作成時期の拡大:介護休業取得前⇒介護休業の開始後でも可

 従業員が家族の介護のために休業する場合に助成金が支給されます。 
 支給上限があり、従来、1事業主あたり、正社員と有期契約者1人ずつでした。 
 最大2名で終わりでした。
 ただ、実質的には有期社員が申請する可能性は低いので、1名申請して終わりでした。

 それが、2019年4月の改正で1年度5人までとなります(予定)。
  つまり、毎年、5人まで申請できます。  必要性が高まってきたということでしょう。

 また、介護支援計画は介護休業取得前までに作成でしたが、休業の開始後も可となりま
した。 
 これは、介護の場合、育児休業と異なり、突然、休業開始になるため、現実に沿った
改正と言えます。
  特に50代の社員を雇用している場合は、介護休業に備えた対策をしておくべきで
しょう。 突然、発生するため、社員自身が認識していないことが多いので、専門家や体験者の話しを聞く研修実施は必須です。

改正前の介護離職防止支援コースについてはこちらをご覧ください。

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